義県万仏堂石窟(読み)ぎけんばんぶつどうせっくつ(その他表記)Yi-xian-wan-fo-tang shi-ku

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「義県万仏堂石窟」の意味・わかりやすい解説

義県万仏堂石窟
ぎけんばんぶつどうせっくつ
Yi-xian-wan-fo-tang shi-ku

中国,遼寧省義県の北西,大凌河の北岸にある石窟寺院。北魏の太和~景明年間 (477~503) に造営された。東西2区に分れ,各6窟ずつがある。大小無数の石仏があるので万仏堂と称する。凝灰岩質の石窟であるため仏像は風化が著しいが,北魏仏の様式を明確に残す仏像もある。また東区石窟には景明3 (502) 年に営州刺史元景が帝のために造立した旨を記す碑文が遺存し,雲崗,竜門石窟と近い時代の造営であることが知られる。

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