20世紀日本人名事典 「羽仁吉一」の解説
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
…郷里で小学校教員をしたのち再度上京,1897年報知新聞社に入社し,婦人記者のさきがけとなった。1901年同僚記者の羽仁吉一と結婚して退職。03年に夫妻共同で生活雑誌《家庭之友》(のち《婦人之友》と改題)を創刊,男中心の家に代わる夫婦による家庭づくりを唱え,中産階級の家庭婦人の啓蒙を目ざした。…
…商業的な女性雑誌の草分けとして1910年3月に同文館から創刊された。初期には坪内逍遥や上田万年(かずとし)らが寄稿し,編集協力者としてはのちに《婦人之友》を興す羽仁吉一・もと子夫妻がいた。13年1月からは都河(つかわ)竜が雑誌を譲り受け(婦女界社発行),連載小説を重視,小栗風葉や小山内薫,さらに菊池寛などが作品を寄せ,広く迎えられた。…
※「羽仁吉一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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