羽月城跡(読み)はつきじようあと

日本歴史地名大系 「羽月城跡」の解説

羽月城跡
はつきじようあと

[現在地名]大口市下殿

羽月川右岸のシラス丘陵部にあった山城。藤尾城・高山たかやま城ともよばれる(「三国名勝図会」など)築城の時期は不明だが、牛屎氏の庶流羽月氏の城であったとされる。文明六年(一四七四)の行脚僧雑録(旧記雑録)には「羽月」とあり、「雲遊雑記伝」所収の同雑録では「羽月某」と注記する。島津忠昌の時代(文明六年―永正五年)には菱刈重時が当城一帯を領したという(三国名勝図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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