羽黒口(読み)はぐろぐち

日本歴史地名大系 「羽黒口」の解説

羽黒口
はぐろぐち

[現在地名]村上市羽黒口

臥牛がぎゆう山西麓に位置し、東・北は二ノ丸および三ノ丸の堀の一部に接し、南は羽黒町長井ながい町の裏に接する。南に向かって坂道を登りきれば、米沢街道へ達する牛沢うしざわ口、途中西へ折れると羽黒町である。天明五年(一七八五)成立の羽黒町記録(羽黒町区有文書)によれば、江戸時代初期までさかしたとよんでいた小集落があったが、堀直寄が城下町を整備拡張する際に現在の羽黒町に移され、その跡地へ侍屋敷が造られたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android