翠竹(読み)すいちく

精選版 日本国語大辞典 「翠竹」の意味・読み・例文・類語

すい‐ちく【翠竹】

  1. 〘 名詞 〙 みどり色の竹。緑竹
    1. [初出の実例]「翠竹疎籬下、脩脩翫碧鮮」(出典菅家文草(900頃)五・竹)
    2. 「紫藤の露の底(もと)に残んの花の色 翠竹の烟の中に暮の鳥の声〈源相規〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐南鄰詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「翠竹」の読み・字形・画数・意味

【翠竹】すいちく

緑竹。

字通「翠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android