家庭医学館 「老人性白斑」の解説 ろうじんせいはくはん【老人性白斑 Leukoderma Senilis】 [どんな病気か] からだや手足に直径数mm大の円形に近い白斑が散在するもので、自覚症状はありません。早い人では30歳代からみられますが、50歳代になると約70%の人にみられ、高齢者になるほど数が増えます。 [原因] 皮膚の老化にともない、メラニン色素をつくる色素細胞の機能が低下し、数も減少します。その結果、表皮(ひょうひ)の細胞にメラニン色素が供給されなくなるためにおこります。 治療の方法はありませんが、そこから皮膚がんなどの悪性腫瘍(あくせいしゅよう)ができることはなく、放置しても心配ありません。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by