皮膚がん(読み)ひふがん

食の医学館 「皮膚がん」の解説

ひふがん【皮膚がん】

《どんな病気か?》


 ほかの部位に発生するがんにくらべ、皮膚(ひふ)がんは比較的罹患率(りかんりつ)が低いがんです。しかし、近年、増加の傾向もみられます。とくに高齢者に増加していますが、これは皮膚表面が外界からの刺激を長年受け続け、がんになりうる素地ができているからです。
 最大の原因は紫外線です。皮膚では、メラニン色素が紫外線を遮断し、皮膚細胞の障害を防止する働きをします。しかし、メラニン色素の働きを上回る大量の紫外線を浴びると、皮膚細胞は障害を受け、細胞ががん化することになるのです。
 皮膚がんには、メラノーマ(悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ))、基底細胞(きていさいぼう)がん、有棘細胞(ゆうきょくさいぼう)がんなどの種類があり、それぞれ転移の確率や治療方法などが異なります。
■メラノーマ
・足の裏のウオノメやタコの色が黒くなってきた。
・ほくろの周辺に黒いぼつぼつができてきた。
・爪の中に黒い斑点ができた。
・手の甲に黒い斑点ができ、しだいに大きくなっていく。
■基底細胞がん
・通常とは異なる黒いほくろができ、しだいに大きくなっていく。
■有棘細胞がん
・色の変化はないが、皮膚表面にしこりや潰瘍(かいよう)ができ、しだいに大きくなっていく。

《関連する食品》


〈色素の沈着を防ぐビタミンCをたっぷりとる〉
○栄養成分としての働きから
 色素の沈着を防ぎ、皮膚の新陳代謝(しんちんたいしゃ)を活発にするビタミンCをたっぷりと摂取しましょう。レモンなどの柑橘類(かんきつるい)やイチゴ、パパイアなどのくだものだけでなく、ミツバやノリなども積極的に食べましょう。

出典 小学館食の医学館について 情報

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