老狂(読み)ろうきょう

精選版 日本国語大辞典 「老狂」の意味・読み・例文・類語

ろう‐きょうラウキャウ【老狂】

  1. 〘 名詞 〙 年老いて気がふれること。老いて狂気じみること。また、老人がみずからをへりくだっていうのにも用いる。
    1. [初出の実例]「此時争可濫吹乎。若老狂之所致歟」(出典吾妻鏡‐養和元年(1181)六月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 項目

普及版 字通 「老狂」の読み・字形・画数・意味

【老狂】ろうきよう(らうきやう)

年老いて心狂う。清・燮〔小徒崑寧・坤予二孝廉に寄す~〕詩 板橋自らいう)頭髮、已にたり 爾(なんぢ)が輩、何ぞ須(もち)ひん、老狂を學ぶを

字通「老」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android