老筆(読み)ろうひつ

精選版 日本国語大辞典 「老筆」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ひつラウ‥【老筆】

  1. 〘 名詞 〙 老人が物を書くこと。また、老人の筆跡文章。書記役の老人のこともいう。
    1. [初出の実例]「愚老自元為悪筆之上、老筆之間、後見為恐為恥之」(出典:大般若波羅密多経奥書‐応安六年(1373)八月五日)

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普及版 字通 「老筆」の読み・字形・画数・意味

【老筆】ろう(らう)ひつ

老健の筆。清・石濤〔墨梅冊、十二首、其の八〕詩 老筆縱にして、鐵笛(鋭い響)新たに を生じ秀を聳(そば)だてて、玉峰古し

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