精選版 日本国語大辞典 「考槃」の意味・読み・例文・類語 こう‐はんカウ‥【考槃】 〘 名詞 〙 ( 「考」は成す意、「槃」は楽しみ、一説に隠居所の意。「詩経‐衛風・考槃」の「考レ槃在澗、硯人之寛」による語 ) 考え楽しむこと。隠遁して自分の好きなように楽しむこと。[初出の実例]「為憐洙泗沈淪士、適到二名区一暫考槃」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)四・夏日即事〈藤原明衡〉)[その他の文献]〔高適‐同群公十月朝宴李太守宅詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「考槃」の読み・字形・画数・意味 【考槃】こう(かう)ばん 楽しみをなす。〔詩、衛風、考槃〕槃(たの)しみを考(な)して(かん)に在り 碵人(せきじん)之れ(ゆる)やかなり字通「考」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報