(読み)コウ

  • かんがえ かんがへ
  • こう カウ
  • こう〔カウ〕
  • 漢字項目

デジタル大辞泉の解説

かんがえること。かんがえ。「をめぐらす」
(接尾語的に用いて)ある問題についての自分の考察を述べ記したもの。「国字
死んだ父。亡父。先考
[音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]かんがえる
学習漢字]2年
かんがえる。かんがえ。「考案考慮一考勘考愚考再考思考熟考黙考
調べる。調べる事柄。「考査考試考証参考選考備考
長生き。年寄り。「寿考」
死んだ父。「考妣(こうひ)先考
[名のり]たか・ただ・ちか・とし・なか・なり・なる・のり・やす・よし

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (動詞「かんがえる(考)」の連用形の名詞化)
① あれこれ頭を働かせて判断すること。また、そのようにして得た見、結論、予想、覚悟など。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四「『此間七草考(しちくさかう)といふものを持って来て呉やした』〈略〉『イイエ、それじゃアねへ。秋の七草の考(カンガヘ)さ』」
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上「男親の方はさほど不当な思想(カンガヘ)を持たぬ」
② といただすこと。吟味して罰すること。→勘当
〘名〙
① 考えること。考え。
② 令制における官人の勤務評定。年に一度、成績、才能、操行を調査、比較し、優劣を定めること。考課。また、その結果与えられる評点。考第。〔令義解(718)〕
書紀(720)持統四年四月(寛文版訓)「四の等以上は、考仕令(カウしりゃう)の依(まま)に〈略〉、量りて冠位を授けむ」
③ 考えを述べ記したもの。多く論文についていう。
④ 死んだ父。亡父。先考。⇔妣(ひ)。〔爾雅‐釈親〕
書名などで、名詞の下につけてその名詞についての考察を著した書の意を表わす。また、特に賀茂真淵の「冠辞考」「歌意考」「万葉考」「国意考」などを指していう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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