考葦(読み)かんがえるあし

精選版 日本国語大辞典 「考葦」の意味・読み・例文・類語

かんがえる【考】 葦(あし)

  1. ( [フランス語] roseau pensant の訳語 ) パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は自然のうちで、最も弱い一茎の葦にすぎない。だが、それは考える葦である」として、人間が、思考の偉大さと肉の低劣さを同時にもつ存在であると指摘した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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