ロゾー(その他表記)Roseau

デジタル大辞泉 「ロゾー」の意味・読み・例文・類語

ロゾー(Roseau)

西インド諸島東部、小アンティル諸島中部にあるドミニカ国首都ドミニカ島南西部に位置する港湾都市であり、ココナツバナナなどの積出港となっている。18世紀にフランス人が建設し、コロニアル様式の街並みが残っている。

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精選版 日本国語大辞典 「ロゾー」の意味・読み・例文・類語

ロゾー

  1. ( Roseau ) 西インド諸島東部、ドミニカ国の首都。ドミニカ島南西岸に位置し、カリブ海に臨む港湾都市。

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改訂新版 世界大百科事典 「ロゾー」の意味・わかりやすい解説

ロゾー
Roseau

カリブ海,小アンティル諸島にあるドミニカ連邦の首都。人口1万4847(2001)。18世紀にフランス人が建設した。ドミニカ島の南西岸,カリブ海に面し,ロゾー河口にある港湾都市で,政治経済の中心。グランド・ベイ,ポーツマスと並ぶ人口集中地であるが,ロゾーへの農村人口流入は,バナナ産業による経済的繁栄の結果,減少している。世界各地の多種類の草木を擁する広大な植物園が知られ,北東郊にメルビル・ホール空港がある。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロゾー」の意味・わかりやすい解説

ロゾー
Roseau

ドミニカ国の首都。旧称シャーロットタウン Charlotte Town。西インド諸島東部,小アンティル諸島北部,リーワード諸島南端のドミニカ島南西岸,ロゾー川河口に位置する港湾都市。ライムライムジュース植物油香料などを輸出。市内にはローマ・カトリックやイギリス国教会の聖堂,ビクトリア記念博物館,政庁舎,植物園などがある。付近に滝や温泉があり,同島の観光中心地となっている。人口 1万3600(2009)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロゾー」の意味・わかりやすい解説

ロゾー(Albert Lozeau)
ろぞー
Albert Lozeau
(1836―1904)

カナダ詩人。フランス系。19世紀後半に活躍したケベックの詩人。フランスのシュリ・プリュドムの影響を強く受け、彫琢(ちょうたく)を凝らした、繊細な叙情的ソネットをつくった。『孤独な魂』『日々の鏡』などの詩集や、フランス中世の大詩人ビヨンの生涯に題材をとった『ビヨンの旅立ち』といった作品もあり、生前はもてはやされたが、今日ではやや時代遅れの感なしとしない。

[西本晃二]


ロゾー(ドミニカ)
ろぞー
Roseau

西インド諸島東部、ウィンドワード諸島にあるドミニカの首都。ドミニカ島南西部に位置し、カリブ海に臨む。人口2万(2003推計)、同国唯一の都市で、総人口の約4分の1が集中している。同国の主要産品であるバナナ、ココナッツの輸出港で、食品加工業のほか、観光業の振興が期待されている。住民はアフリカ系黒人が大部分を占める。

[栗原尚子]

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百科事典マイペディア 「ロゾー」の意味・わかりやすい解説

ロゾー

カリブ海東部の島国,ドミニカ国の首都。ドミニカ島の南西岸に位置する。1805年にフランス人によって建設された町で,かつてはシャーロット・タウンと呼ばれていた。港からはライム,芳香油,香辛料,熱帯性果実などを輸出している。人口1万4725人(2011)。

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