ロゾー(読み)ろぞー(英語表記)Albert Lozeau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロゾー」の意味・わかりやすい解説

ロゾー
Roseau

ドミニカ国首都。旧称シャーロットタウン Charlotte Town。西インド諸島東部,小アンティル諸島北部,リーワード諸島南端のドミニカ島南西岸,ロゾー川河口に位置する港湾都市ライムライムジュース植物油香料などを輸出。市内にはローマ・カトリックやイギリス国教会の聖堂,ビクトリア記念博物館,政庁舎,植物園などがある。付近に滝や温泉があり,同島の観光中心地となっている。人口 1万3600(2009)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロゾー」の意味・わかりやすい解説

ロゾー(Albert Lozeau)
ろぞー
Albert Lozeau
(1836―1904)

カナダ詩人フランス系。19世紀後半に活躍したケベックの詩人。フランスのシュリ・プリュドム影響を強く受け、彫琢(ちょうたく)を凝らした、繊細な叙情的ソネットをつくった。『孤独な魂』『日々の鏡』などの詩集や、フランス中世の大詩人ビヨン生涯題材をとった『ビヨンの旅立ち』といった作品もあり、生前はもてはやされたが、今日ではやや時代遅れの感なしとしない。

西本晃二


ロゾー(ドミニカ)
ろぞー
Roseau

西インド諸島東部、ウィンドワード諸島にあるドミニカの首都。ドミニカ島南西部に位置し、カリブ海に臨む。人口2万(2003推計)、同国唯一の都市で、総人口の約4分の1が集中している。同国の主要産品であるバナナ、ココナッツの輸出港で、食品加工業のほか、観光業の振興が期待されている。住民はアフリカ系黒人が大部分を占める。

[栗原尚子]

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