耄碌頭巾(読み)もうろくずきん

精選版 日本国語大辞典 「耄碌頭巾」の意味・読み・例文・類語

もうろく‐ずきん‥ヅキン【耄碌頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 焙烙(ほうろく)の形をした頭巾。濃い浅黄の太織りの頭巾で、老人などが寒さしのぎに用いたもの。焙烙頭巾丸頭巾
    1. [初出の実例]「耄碌頭巾(マウロクヅキン)に首をつつみて」(出典五重塔(1891‐92)〈幸田露伴三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む