耆徳(読み)キトク

デジタル大辞泉 「耆徳」の意味・読み・例文・類語

き‐とく【×耆徳】

徳望の高い老人宿徳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「耆徳」の意味・読み・例文・類語

き‐とく【耆徳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「耆」は老人 ) 徳の高い老人。宿徳。
    1. [初出の実例]「藤亜相者、儒雅宗匠、国家耆徳」(出典:本朝文粋(1060頃)九・藤亜相山庄尚歯会詩序〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔書経‐伊訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「耆徳」の読み・字形・画数・意味

【耆徳】きとく

年老いて徳の高い人。〔書、伊訓〕敢て言をり、忠直にらひ、耆ざけ、頑に比(したし)むことる、時(こ)れを亂風と謂ふ。

字通「耆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android