耐震(読み)タイシン

デジタル大辞泉 「耐震」の意味・読み・例文・類語

たい‐しん【耐震】

建物などがかなり強度地震に耐え、壊れたり傷んだりしないこと。「耐震性」→免震制震

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精選版 日本国語大辞典 「耐震」の意味・読み・例文・類語

たい‐しん【耐震】

  1. 〘 名詞 〙 建築物などが、かなり強度の地震にも耐えて損傷しないこと。
    1. [初出の実例]「東京電燈会社用耐震鉄製煙突」(出典:風俗画報‐二四六号(1902)芝浦製作所)

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知恵蔵 「耐震」の解説

耐震

耐震は、文字通り地震の揺れに耐えられるよう構造等を補強したもの。免震は、土台と建物の間にダンパー(緩衝器)となる装置を設置して地震の揺れを減免するもの。制震も、地震の揺れを制御するための装置を設置したもの。多数の人が利用する一定規模以上の建物(特定建築物)については、建築物の耐震改修促進に関する法律(耐震改修促進法)が制定され、耐震診断や耐震改修が促進されている。住宅の地震対策のため、こうした対策がマンション等に採用されるケースが多くなっており、地震対策が商品化された戸建て住宅も登場してきている。

(平井允 まちづくりプランナー / 2007年)

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リフォーム用語集 「耐震」の解説

耐震

築構造物や土木構造物が地震に対して破壊や損傷しないようにすること。制震や免震と区別して、主要な構造体そのものの強度や靭性を向上させることで破壊や損傷を防ぐことをいう。

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