材料の粘り強さ。材料に力を加えると初めは弾性的に変形し、その後、塑性(外力を除いても元の形に戻らない性質)的に変形し、局部収縮がおこり、ついに破断する。この間に費やされたエネルギーが大きいほど靭性が大きいという。靭性は強さと塑性変形能(延性)の積と考えればよい。一般に部材の表面に欠陥があるともろい破壊がおこるが、靭性の大きい材料でできた構造物は壊れにくい。一般に強い材料は延性が小さい。強さのみでなく靭性の大きさ(強靭)が構造用材料に要求される。
[須藤 一]
病院内で体内に摂取された微生物によって引き起こされる感染症である「院内感染」と対をなす言葉で、病院外で摂取された微生物によって発症した感染症を指す用語。社会生活をしている健康人に起こる感染症で、多くは...
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