聖ミハイルの黄金ドーム修道院(読み)セイミハイルノオウゴンドームシュウドウイン

デジタル大辞泉 の解説

せいミハイル‐の‐おうごんドームしゅうどういん〔‐ワウゴン‐シウダウヰン〕【聖ミハイルの黄金ドーム修道院】

Mykhaylivs'kyi Zolotoverkhyi monastyrСвято-Михайлівський Золотоверхий монастирウクライナの首都キーウにあるウクライナ正教会の修道院。11世紀に創設。12世紀初頭に、キーウ(キエフ)大公スビャトポルク2世が黄金ドームをもつ大聖堂建造。その後、モンゴル帝国タタール攻撃を受けたのち、18世紀にウクライナバロック様式で改築された。ロシア革命後の1930年代に共産党政府により修道院が廃止されたが、旧ソ連崩壊後のウクライナ独立に伴い、現在見られる姿に再建された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android