聖帝造(読み)ショウテイヅクリ

関連語 日吉造 名詞

精選版 日本国語大辞典 「聖帝造」の意味・読み・例文・類語

しょうてい‐づくりシャウテイ‥【聖帝造】

  1. 〘 名詞 〙 日吉大社本殿の形式。切妻造(きりづまづくり)の前と左右に庇(ひさし)をつけたもの。しょうたいづくり。ひえづくり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「聖帝造」の意味・わかりやすい解説

聖帝造
しょうていづくり

神社本殿の建築形式の一つ。「しょうたいづくり」あるいは日吉(ひえ)造ともいう。正面側面に庇(ひさし)の回る平面形式で、背面から見ると、屋根が兜(かぶと)の鉢のように見えるのでこの名があり、日吉(山王)神社関係の社殿のみがこの形式をとっている。

[工藤圭章]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む