聖心愛子会(読み)せいしんあいしかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖心愛子会」の意味・わかりやすい解説

聖心愛子会
せいしんあいしかい

カトリックの女子修道会。正式には「聖心 (みこころ) の布教姉妹会」という。 1920年5月 31日,秋田市において創立。創立者は新潟教区長 J.ライネルスおよび T.イラーフースの2人。後者はドイツ国籍より日本に帰化して聖園 (みその) テレジアと称し,長く総長として会を指導した。カトリック教会の伝統的霊性に基づき,キリスト十字架の愛と犠牲をかがみとして,貧しい人々への奉仕を目的としている。活動内容,地域とも広範で,各地に保育所,病院,短期大学,中・高等学校,幼稚園などを経営。日本において創立,発展した修道会としてユニークな存在である。本部藤沢市

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