改訂新版 世界大百科事典 「聖書之研究」の意味・わかりやすい解説 聖書之研究 (せいしょのけんきゅう) 内村鑑三主筆の月刊雑誌(1900-30)。内村の強烈な個性と思想がその聖書講義,論説,随筆,日記に反映している。他の執筆者の論稿もときどきあるが,その採否は彼の厳密な判断で決定された。一時《新希望》と改題したが,すぐ旧題に復した。彼は全国の読者と交流をもち,やがて各地に読者相互の交流も生まれ,これが地方の無教会発生の契機となった。彼の遺志により,357号で終刊。→無教会主義執筆者:土肥 昭夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by