…また念仏往生にはげむ僧や戒律を守っている僧を指して〈聖法師〉ということがある。 唐木類で作った飾りのない刀の柄を聖柄(ひじりづか)というのは,髪のない僧の頭に似ているからであり,高野聖の笈(おい)に似たあんどんを聖行灯(ひじりあんどん)という。なお《万葉集》巻三には,中国の故事によって清酒を聖と異称したことを詠んだ歌がみえる。…
※「聖柄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...