聖護院だいこん

デジタル大辞泉プラス 「聖護院だいこん」の解説

聖護院だいこん

京都府京都市左京区で生産されるダイコンカブのように丸い形状をしている。肉質は緻密でほんのりと甘い江戸時代、文政年間に、尾張の国から黒谷金戒光明寺に奉納された長大根を譲り受けて栽培するうち丸形のものが出来るようになり、品種固定したとされる。代表的な京野菜ひとつで、京都府により「京の伝統野菜」に認定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android