聚楽物語(読み)じゅらくものがたり

改訂新版 世界大百科事典 「聚楽物語」の意味・わかりやすい解説

聚楽物語 (じゅらくものがたり)

仮名草子。作者不明。寛永年間(1624-44)の刊行。3巻。古活字版と整版とがある。1595年(文禄4)の豊臣秀吉の甥秀次の謀反事件をあつかった小説で,秀吉の九州への発向から,秀次の悪逆,高野山への追放,秀次の自殺,その寵愛の女30余人の最期を叙している。聚楽は聚楽第のことで,秀次は秀吉から関白職を譲られてここに住んだので言う。秀次事件は《恨の介》にも出てくる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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