聳然(読み)ショウゼン

デジタル大辞泉 「聳然」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜん【×聳然】

[ト・タル][文][形動タリ]
高くそびえるさま。「霊峰聳然として立つ」
恐れつつしむさま。「聳然として傾聴する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聳然」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜん【聳然】

〘形動タリ〙
① 高くそびえるさま。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙一二「聳然(シャウゼン)として潮を吹くは、鯨の孤り出て遊ぶにぞありける」
② 恐れ慎しんで、改まった気持になるさま。
※地方官会議日誌‐一五・明治八年(1875)七月八日「満場聳然として傾聴し、復た異議なし」 〔後漢書‐蔡邕伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「聳然」の読み・字形・画数・意味

【聳然】しようぜん

悚然。

字通「聳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android