肘当(読み)ひじあて

精選版 日本国語大辞典 「肘当」の意味・読み・例文・類語

ひじ‐あてひぢ‥【肘当】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 空手で、肘の関節を使って、攻撃してくる相手を払うこと。猿臂(えんぴ)をもって攻撃すること。肘鉄砲
    1. [初出の実例]「或は臂当(ヒヂアテ)小手返し」(出典読本・本朝酔菩提全伝(1809)三)
  3. 衣服などの肘の部分に、補強のために布、革などをあてること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「肘当てをつけジュラルミンの楯を構えた威厳のある格好は」(出典:半チョッパリ(1971)〈李恢成〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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