股肱(読み)ココウ

デジタル大辞泉 「股肱」の意味・読み・例文・類語

こ‐こう【股×肱】

《「股」はもも、「肱」はひじ。「股肱」で手足の意》主君の手足となって働く、最も頼りになる家来部下腹心。「股肱の臣」

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精選版 日本国語大辞典 「股肱」の意味・読み・例文・類語

こ‐こう【股肱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (もも)と肱(ひじ)。〔太玄経‐玄数〕
  3. なくてはならないもの。最もたよりにするもの。手足となって働く大切な家来(けらい)。腹心。
    1. [初出の実例]「元首寿千歳、股肱頌三春」(出典:懐風藻(751)侍宴〈山前王〉)
    2. [その他の文献]〔書経‐益稷〕

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普及版 字通 「股肱」の読み・字形・画数・意味

【股肱】ここう

ももと、ひじ。手足。輔佐。〔左伝、昭九年〕君の佐、是れを股肱と謂ふ。股肱或いは虧(か)く、何の痛みか之れに如(し)かん。

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