輔佐(読み)フサ

デジタル大辞泉 「輔佐」の意味・読み・例文・類語

ふ‐さ【×輔佐】

身分の高い人をたすけて事を処理すること。また、その人。ほさ。
朝敵最一武家の―たりしかども」〈太平記一一
関白異称

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精選版 日本国語大辞典 「輔佐」の意味・読み・例文・類語

ふ‐さ【輔佐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふ」は「輔」の漢音 )
  2. ( ━する ) 身分ある人をたすけて、事を処理すること。また、その人。ほさ。
    1. [初出の実例]「猶資輔佐之才。乃致太平」(出典続日本紀‐養老三年(719)一〇月辛丑)
    2. 「輔佐 フサスル」(出典:運歩色葉集(1548))
  3. 関白の異称。〔元和本下学集(1617)〕

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普及版 字通 「輔佐」の読み・字形・画数・意味

【輔佐】ほさ

たすける。輔弼。〔漢書仲舒伝〕乃(か)の事の得失を論じ、天下の息(そくかう)(損益)を論ずるが(ごと)きは、此れ大臣輔佐の、三の任なり。臣仲舒の能くに非ざるなり。

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