肥田景之(読み)ヒダ カゲユキ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「肥田景之」の解説

肥田 景之
ヒダ カゲユキ


肩書
衆院議員(中央倶楽部),大東鉱業社長

生年月日
嘉永3年2月(1850年)

出身地
日向国都城(宮崎県)

経歴
藩校で和漢兵学を修め、のち鹿児島造士館教授、都城神社祠官、鹿児島県警部などを歴任。その後第五国立銀行支配人、大東鉱業社長、日本電気興業、北海道瓦斯、内外化学薬品、大北電機、横浜正金銀行各重役を務めた。その間宮崎県から衆院議員当選数回、中央倶楽部に属した。国民外交同盟に参加、満蒙問題にもかかわった。

没年月日
昭和7年4月

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「肥田景之」の解説

肥田景之 ひだ-かげゆき

1850-1932 明治-大正時代実業家,政治家。
嘉永(かえい)3年2月生まれ。肥田景正次男。鹿児島造士館助教授,都城(みやこのじょう)神柱(かんばしら)神社神職,農商務省勤務などをへて実業界に転じ,第五国立銀行支配人,大東鉱業社長などをつとめた。明治25年衆議院議員(当選5回)。昭和7年4月3日死去。83歳。日向(ひゅうが)(宮崎県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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