育成選手制度(読み)いくせいせんしゅせいど(その他表記)Reserve

共同通信ニュース用語解説 「育成選手制度」の解説

育成選手制度

将来有望な若手育成のために2005年に導入ドラフト会議に続いて行われる育成ドラフトで新人選手を指名する。背番号は3桁で、公式戦出場は2軍戦に限定される。7月末まで上限70人の支配下選手枠への登録が可能。ソフトバンクでは米大リーグ、メッツ千賀滉大せんが・こうだい投手や、巨人に移籍した甲斐拓也かい・たくや捕手らが育成選手から主力に成長した。

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知恵蔵 「育成選手制度」の解説

育成選手制度

支配下登録選手枠の70名以外に、若手発掘のため2005年から設けられた選手枠で、ドラフト会議後の第2次ドラフトによって獲得される。最低年俸は240万円(支配化選手は440万円)で2軍の公式戦にしか出場できないが、7月までの昇格が認められている。育成選手だった巨人・山口鉄也、隠善智也が活躍し、08年の育成ドラフトでは26人が指名された。

(武田薫 スポーツライター / 2008年)

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