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肺水腫とARDS はいすいしゅとえーあーるでぃーえす

家庭医学館の解説

はいすいしゅとえーあーるでぃーえす【肺水腫とARDS】

 急性呼吸促迫症候群(きゅうせいこきゅうそくはくしょうこうぐん)(成人呼吸促迫症候群(せいじんこきゅうそくはくしょうこうぐん)、ARDS(「急性呼吸促迫症候群」))は、急に呼吸が困難になるもので、敗血症(はいけつしょう)(「敗血症」)、誤飲(ごいん)、ショック、外傷、汎発性(はんぱつせい)(播種性(はしゅせい))血管内凝固症候群(けっかんないぎょうこしょうこうぐん)(DIC(「播種性血管内凝固症候群(DIC)」))、頻繁(ひんぱん)な輸血、急性膵炎(きゅうせいすいえん)(「急性膵炎」)、重症の肺感染症など、重い病気の際におこります。
 原因の70%は、敗血症だといわれています。
 この病気は、好中球(こうちゅうきゅう)をはじめとする炎症細胞(えんしょうさいぼう)(炎症があると増え、炎症部に集まり、炎症を悪化もさせる一連の免疫系の細胞)が活動的になり、そのため肺血管内皮(ないひ)が広く損傷され、その結果、血管壁から血液の液体成分がどんどんしみ出し、肺水腫(はいすいしゅ)をおこします。
 症状としては、動脈血中の酸素が著しく少なくなるため、強い呼吸困難がおこってきます。
 多くの場合、人工呼吸器の使用が必要になります。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

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