胃腑(読み)いのふ

精選版 日本国語大辞典 「胃腑」の意味・読み・例文・類語

い‐の‐ふヰ‥【胃腑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「の」は同格を表わし、「腑」は「はらわた」の意 )
  2. 胃。胃ぶくろ。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「十気を丹田(たんでん)に練(ねっ)て、金壱分を胃の腑にとっと落付てナ」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)初)
  3. 腹部
    1. [初出の実例]「足を屈(かが)めてゐのふで締めて」(出典:浄瑠璃・奥州安達原(1762)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「胃腑」の読み・字形・画数・意味

【胃腑】いふ

胃の腑。

字通「胃」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android