背甲(読み)ハイコウ

精選版 日本国語大辞典 「背甲」の意味・読み・例文・類語

せ‐ごう‥ガフ【背甲】

  1. 〘 名詞 〙 背なか。「背ごうの剥(は)げた」の形で用いる場合は、劫(こう)を経たの意をこめる。
    1. [初出の実例]「鹿はせこうに七星あり」(出典:日本書紀兼倶抄(1481))

はい‐こう‥カフ【背甲】

  1. 〘 名詞 〙 カメ類の甲羅の背に当たる部分骨質の板の上に角質の鱗がのったもので、それが数列並んでいる。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の背甲の言及

【甲】より

…甲殻または頭胸甲とも呼ぶが,口語では甲羅がわかりやすい。また,とくに背甲と呼んで,胸部や体側を覆う外皮と区別することもある。機能的には頭胸部を外部から保護するためのもので,典型的な外骨格である。…

※「背甲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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