普及版 字通 「胝」の読み・字形・画数・意味
胝
9画
[字訓] たこ・まめ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(てい)。〔説文〕四下に「(ついすい)なり」、前条に「は瘢胝(はんてい)なり」とあり、かかとのたこ、胝はたこ、まめ。手足の強く使ったところの皮膚が、堅く厚くなったところをいう。
[訓義]
1. たこ、まめ。
2. 鳥の胃袋。
3. 牲体。
4. わが国では、あかぎれに用いる。まめ、たこを繭(けん)という。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕胝 手豆牟(てつむ) 〔名義抄〕胝 スクム/皸胝 ヒビ・アカカリ
[熟語]
胝肩▶・胝攣▶
[下接語]
重胝・瘢胝・胝・累胝
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報