胸宇(読み)きょうう

精選版 日本国語大辞典 「胸宇」の意味・読み・例文・類語

きょう‐う【胸宇】

  1. 〘 名詞 〙 胸のうち。心の中。胸中心中
    1. [初出の実例]「心節清冽、胸宇灑落、茂叔之風月乎」(出典:羅山先生文集(1662)二四・吟風弄月論)
    2. [その他の文献]〔王十朋‐甽㽗詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「胸宇」の読み・字形・画数・意味

【胸宇】きようう

むねのうち。宋・王十朋〔畝、十首、八〕詩 卷、賢に對し 慷(かうがい)深く自ら許す 一出でて祿を干(もと)め 得失、胸宇に戰ふ

字通「胸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android