胸腔穿刺(読み)きょうくうせんし(その他表記)thoracocenthesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胸腔穿刺」の意味・わかりやすい解説

胸腔穿刺
きょうくうせんし
thoracocenthesis

胸膜穿刺ともいう。診断や治療のために胸腔内に注射針あるいはチューブを直接挿入する方法。胸腔は,胸壁の内側面と,肺の表面をおおう2重になった胸膜に囲まれた間隙で,ここに気体や液体が貯留して肺が収縮すると呼吸機能が阻害される。気胸,血胸,膿胸,胸膜炎などの際にはそういう症状が起きることが多いため,この胸腔穿刺で診断するとともに貯留した内容を排除し,肺の伸展と胸腔内の清浄化をはかる。

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