能恵(読み)のうえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「能恵」の解説

能恵 のうえ

?-1169 平安時代後期の僧。
藤原宗能(むねよし)の次男奈良東大寺で法相(ほっそう)・真言の学をまなび,得業(とくごう)の位にのぼる。八幡大般若(はちまんだいはんにゃ)経二百巻を書写供養する願をかけ,中途で病死したが蘇生(そせい)して完成したという伝説があり,「能恵法師絵詞(えことば)」の題材となっている。嘉応(かおう)元年11月死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む