日本歴史地名大系 「能見町」の解説 能見町のみちよう 愛知県:岡崎市岡崎城下能見町[現在地名]岡崎市能見町岡崎城外郭北信濃(しなの)見付門より北へ善光寺(ぜんこうじ)道に沿って南北に通ずる町。北は松応(しようおう)寺領中(なか)町が続く。町の西側裏にある松応寺南に小姓(こしよう)町が東西に通じ、その南側は足軽屋敷、北側が町屋であった。松応寺の南と東にそれぞれ松応寺門前屋敷がある。町の長さ四町一一間三尺・幅二間五尺、小姓町長さ四五間五尺・幅二間。慶安二年(一六四九)の検地の際に、能見村のうち松応寺領以外の地を正式に能見町と称し、岡崎宿中に入った。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by