脂肪種子(読み)シボウシュシ(その他表記)oilseed

翻訳|oilseed

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「脂肪種子」の意味・読み・例文・類語

しぼう‐しゅしシバウ‥【脂肪種子】

  1. 〘 名詞 〙 貯蔵物質に主として脂肪を含む種子。ダイズ、ゴマ、アブラナなど。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脂肪種子」の意味・わかりやすい解説

脂肪種子
しぼうしゅし
oilseed

アブラナ,トウゴマ,ゴマなどの種子のように脂肪や油を多量に貯蔵している種子。食用,工業用に利用される。油脂含量植物によって違い,たとえば,アマ,アサ,ヒマワリでは 35%,アブラナでは 45%,ナンキンマメ 50%,ゴマ 56%,トウゴマ 60%,ツバキ,クルミ,ハシバミでは 60%以上である。これらの油脂は普通は種子の胚乳子葉の細胞内に油滴としてみられ,スダン IIIなどの油溶色素で染色することができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む