脚気衝心(読み)カッケショウシン

デジタル大辞泉の解説

かっけ‐しょうしん〔カクケ‐〕【脚気衝心】

脚気に伴う心臓機能の不全。呼吸困難となり、苦悶(くもん)して死に至ることが多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かっけしょうしん【脚気衝心】

脚気に伴う心筋障害。心臓肥大と脈拍数増加が著しく、急性の心不全を起こすこともある。衝心。衝心脚気。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の脚気衝心の言及

【脚気】より

…とくに循環器症状は俗に〈心臓脚気〉とよばれているが,ひどくなると心臓に肥大が起こり(右心肥大),心音は心尖部で第1音が不純となり,肺動脈弁口での第2音が亢進するようになる。心臓の肥大が顕著になり脈拍数が著しく増加するようになると,身体運動がわずか増加しても,それに対応して心臓の拍出量を増すことができず,急に胸苦しくなり急性心力衰弱の状態すなわち〈脚気衝心〉とよばれる状態となり,死亡することがある。ビタミンB1不足の母親の母乳中のB1濃度は著しく低いので,その母乳で栄養をうけた乳児がB1欠乏症となることがある。…

※「脚気衝心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

医療過誤

診療過誤ともいい,医療行為一般の誤りをさす。医学知識の不足,医療技術の未熟,診療行為の全体としての疎漏さ,不適切な薬剤や医療器具の使用などが原因となる。具体的には誤診,診断の遅延,手術過誤,注射事故,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android