腰裳(読み)コシモ

デジタル大辞泉 「腰裳」の意味・読み・例文・類語

こし‐も【腰×裳】

上代女性衣服の一。腰の辺りを覆う短い裳。
「―たる少女をとめ」〈・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「腰裳」の意味・読み・例文・類語

こし‐も【腰裳】

  1. 〘 名詞 〙 上代の女性の服装一つ上半身にまとう衣(きぬ)に対して、下半身につける裳をいう。
    1. [初出の実例]「腰裳服(き)たる少女(をとめ)山代の幣羅坂(へらざか)に立てりて」(出典古事記(712)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android