腸間膜動脈硬化症(読み)ちょうかんまくどうみゃくこうかしょう(その他表記)arteriosclerosis of the mesenterial arteries

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腸間膜動脈硬化症」の意味・わかりやすい解説

腸間膜動脈硬化症
ちょうかんまくどうみゃくこうかしょう
arteriosclerosis of the mesenterial arteries

内臓血管,特に上腸間膜動脈にしばしば認められる硬化症をいう。動脈硬化または血管けいれんのために,主として上行結腸,下行結腸に供給される血液量が急激に減少するので,臍部に限局する激しい腹痛,鼓腸,便秘などの症状が起る。疼痛発作は狭心症と似ているため,腹部狭心症とも呼ばれている。発作は数分からときに数時間,持続することもある。発作時には血圧も上昇する。発作の際には,狭心症と同様,亜硝酸アミルやニトログリセリンを用いる。日常生活では,過労を避け,精神的安静をはかり,過食を避ける。飲酒や喫煙を禁じる。

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