臍をかむ(読み)ほぞをかむ

故事成語を知る辞典 「臍をかむ」の解説

臍をかむ

もう終わったことについて後悔することのたとえ。

[使用例] 「さてはさっきからの様子を、残らず聞いていやがッたな」と、おのれの油断に臍をみつつ、十手必死をこめた万吉吉川英治鳴門秘帖|1926]

[由来] 「春秋左氏伝―荘公六年」に出て来る話から。紀元前六八八年、春秋時代の中国でのこと。という大国軍隊が、戦争に行く途中で、とうという小国を通りました。鄧の君主は、楚の王を手厚くもてなしましたが、家臣たちは、このチャンスに楚の王を殺してしまおう、と提案します。なぜなら、楚はいずれ鄧にも戦争をしかけて、滅ぼしてしまうだろうと考えたから。「今のうちに対処しておかないと、『後に君、ほぞまん(後になれば、へそをかもうとしても届かないように、殿様がご自分ではどうにもできないことになりますよ)』」と言いましたが、君主は聞き入れませんでした。結局、家臣たちの言ったとおり、鄧は後に楚に滅ぼされてしまったということです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む