

(りよう)。冬至後に百神を迎えて祀る祭名。〔説文〕四下に「
至後、三戌(じゆつ)(の日)、百
を臘祭す」とあり、〔独断、上〕に「夏には嘉
と曰ひ、殷には
祀と曰ひ、
には大
(だいさ)と曰ひ、
には臘と曰ふ」とみえ、年を送る祭であった。〔左伝、僖五年〕「
(ぐ)して臘せず」、〔礼記、月令〕「孟
の
、~先
・五祀を臘す」とあって、秦・漢以前より行われていたものである。夏至三伏の祭と相対して、季節の交替を示す大祭であった。〔
楚歳時記〕に、十二月八日を臘日とし、臘鼓を打って疫を祓うとあり、仏教では「臘八会(ろうはちえ)」を釈
成道の日とする。
に作る。
▶・臘月▶・臘鼓▶・臘後▶・臘候▶・臘祭▶・臘賜▶・臘酒▶・臘雪▶・臘酎▶・臘腸▶・臘肉▶・臘破▶・臘梅▶・臘
▶・臘八▶・臘尾▶・臘風▶・臘味▶・臘
▶・臘薬▶・臘冽▶
臘・残臘・賜臘・初臘・送臘・梅臘・伏臘・法臘・余臘・
臘

(りよう)声。〔説文〕臘字条四下に「
至後、三戌(じゆつ)(の日)、百
を臘祭す」とあり、
は臘の或(ある)体の字。〔晏子、諫下四〕に「景
、兵をして摶治(摶甎)せしむ。
(らふ)・冰
(陰暦十一月)の
に當りて
し。民凍餒(とうたい)多く、功
らず」とあり、
の字を用いる。わが国では僧位を
を以て数え、出家受戒して一夏九旬の安居勤行を経た者を年
・法
といい、のち在俗の者にも極
・上
という。宮女の位高きものをも上
といい、
の字を用いる。
高▶・
祭▶
・残
・送
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...