百科事典マイペディア 「自家ワクチン療法」の意味・わかりやすい解説 自家ワクチン療法【じかワクチンりょうほう】 自己ワクチン療法とも。細菌感染を受けた患者から原因菌を分離し,培養した後,殺菌したものをワクチンとして同一患者に注射する治療法。普通,大腸菌,淋(りん)菌等の慢性の感染症に適用。病原体に対する特異的抗体の産生による治療効果を期待。各種抗生剤の登場以来,このワクチン療法の有効性が実証されず,ほとんど行われなくなっている。→関連項目ワクチン療法 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報