自己感染(読み)じこかんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「自己感染」の意味・わかりやすい解説

自己感染
じこかんせん

自分の皮膚、口腔(こうくう)、鼻腔、腸管、膣(ちつ)などにいる常在菌に感染する場合をいう。常在菌は、常在している部位にいる限り病気を起こすことはないが、ほかの部位に移動すると病気が起こることがある。たとえば女性の膀胱(ぼうこう)炎の多くは、自分の大腸の常在菌である大腸菌が感染したための自己感染である。しかし、導尿の際に器具を介して病院内の細菌が感染して起こる女性の膀胱炎もある。この場合は交差感染ということになる。

[柳下徳雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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