自律的拡大(読み)じりつてきかくだい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自律的拡大」の意味・わかりやすい解説

自律的拡大
じりつてきかくだい

内需がさらに内需を生みながら自律的に拡大する経済成長の一つのパターン。 1960年のいざなぎ景気以来の最近の大型景気の拡大と持続は,活発な個人消費と民間設備投資の2つに起因するところが大きく,これに伴う生産増が企業収益を高め,雇用の増大を通した所得の増加がライフスタイルを変化させるとともに,消費の高級化・多様化を含む需要増を生んでいる。石油危機以降の日本経済は,企業の投資意欲の減退や家計消費の伸びの鈍化により,内需が相対的に減少し,いきおい経済成長は外需に依存する割合が強くなっていた。

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