自然利子(読み)しぜんりし(その他表記)natural interest

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自然利子」の意味・わかりやすい解説

自然利子
しぜんりし
natural interest

資本が貨幣形態をとらずに実物のままの形 (実体資本) で貸借された場合に成立する利子。貨幣資本の貸借の場合に成立する貨幣利子 (貨幣利子率) に対比される概念。自然利子率はスウェーデンの経済学者クヌート・ウィクセルが貨幣量と物価水準との関係を説明するために貨幣利子率とともに用いた概念で,ウィクセルはこの両利子率の乖離から物価の累積的変動が生じるという「ウィクセルの累積過程」を提示した。

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