乖離(読み)カイリ

デジタル大辞泉 「乖離」の意味・読み・例文・類語

かい‐り〔クワイ‐〕【×乖離】

[名](スル)そむきはなれること。結びつきがはなれること。「人心から乖離した政治」
[類語]離反背離離れる隔たる遠ざかる遠のく離隔隔絶遊離絶縁離縁義絶勘当離背決別おさらば絶交断交決裂物別れ離間手を切る生木を裂く仲を裂くたもとを分かつ去る出るける外すあとにする分かれる割れる外れる分離離脱分裂分解解体独立分ける分割四分五裂切り離す断ち切るちぎれる張り裂ける

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精選版 日本国語大辞典 「乖離」の意味・読み・例文・類語

かい‐りクヮイ‥【乖離】

  1. 〘 名詞 〙 そむきはなれること。離反。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「二者の間に深く根ざした意見感情の乖離は」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)
    2. [その他の文献]〔資治通鑑‐漢紀〕

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普及版 字通 「乖離」の読み・字形・画数・意味

【乖離】かい(くわい)り

そむき離れる。〔子、天論〕禮義脩まらずんば、外別無く、男女亂し、子相ひ疑ひ、上下乖離し、寇竝び至る。

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