ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自然化粧品」の意味・わかりやすい解説 自然化粧品しぜんけしょうひんnatural cosmetics ナチュラル化粧品ともいう。一般に,天然の成分だけの化粧品はほとんどない。主に石油を原料とするパラフィンを配合していないものを自然化粧品という場合が多い。パラフィンの代わりにオリーブ油が使われたりする。そのほか,ラノリン,スクワラン,アロエ,海藻,アボガドなどもよく用いられる。近年の自然食ブームの影響で注目されるようになったが,ヘチマ水やウグイスのふんなど,昔からあった化粧品も見直されている。また植物成分配合化粧品や,薬草・香草を使用したハーブ化粧品も自然化粧品に含まれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by